photoshop elements13の使い方講座

基本的なことから、よくある質問まで、アドビフォトショップエレメンツ13の使い方、非公式マニュアルです。
初心者の方にも、画像を見ながら簡単に操作できます。
最新バージョンについてはこちら>> 11>> 12>> のページではさらに詳しく説明していますので、是非ご覧ください。

タグ:Adobe

ピントが合わなくてぼけてしまった写真をフォトショップエレメンツで補正するには、いくつか方法があります。カンタンな方法から順にご紹介していきましょう。

カンタンにピンぼけを直す方法


クイックモード


「調整」パネルで、「シャープ」を選択します。

9つのサムネイルにマウスオーバーすると、効果がプレビューされます。クリックして変更を確定します。
003

「自動」をクリックして、シャープをかけることも可能です。


ガイドモード


ガイドモードの「微調整」 > 「シャープツール」でも、自動補正かスライダーでシャープをかける事が出来ます。
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アンシャープマスクでピンぼけを直す方法


フォトショップCCと同じように、フォトショップエレメンツでもアンシャープマスクを使う事が出来ます。

エキスパートモード


メニュー > 画質調整 > アンシャープマスク を、選択します。
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アンシャープマスクのダイアログが表示されます。
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量:コントラストの強さの割合(高解像度の写真では、150%~200%に設定)
半径:シャープを適用する範囲(高解像度の写真では、1~2に設定)
しきい値:輪郭ピクセルとして判断する範囲(通常2~20に設定)

プレビューを見ながら設定してみましょう。上手くいったら、OKをクリックします。


ハイパスを使ってピンぼけを直す方法


CSユーザーに教えてもらった、もうひとつの方法。こちらもエレメンツでも出来ましたのでご紹介します。

エキスパートモード


レイヤーパネルの背景を右クリックして、「レイヤーを複製」を選択します。
007

レイヤーを複製ダイアログで、OKをクリック
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メニュー > フィルター > その他 > ハイパス を、選択します。
009

ハイパスのダイアログで、くっきりさせたい輪郭が見える状態を、
半径:0.1~5の間でドラッグしながら、見つけます。
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OKを押したら、「背景のコピー」レイヤーの合成方法を、
「オーバーレイ」・「ハードライト」・「ビビッドライト」のいずれかに、プレビューを見ながら変更します。
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効果が強すぎた場合は、「背景のコピー」レイヤーの不透明度を変更しましょう。

シャープをかけたくない部分はどうするの?


ハイパスレイヤーの、シャープをかけたくない部分を、消しゴムで消します。
hignpass
ハイパスで強調されてしまったノイズを消して、必要な部分だけを残す事ができます。


レイヤーの状態
highpass2


RAWで撮影した写真は、カメラロウの「シャープ」や「明瞭度」でも、補正できます。

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アドビフォトショップエレメンツ13を使って、簡単に写真補正してみましょう。

全部自動で調整したいときは、スマート補正


明るさ・色合い・コントラストをまとめて自動で調整したい時は、クイックモードのスマート補正が便利です。

サムネイルにマウスオーバーすると、結果が表示されますので
画面を確認しましょう。(左上~右下に向かって効果が強くなります)
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クリックすると、適用されます。
自動」をクリックするのが最も簡単ですね。


クイックモードで明るくする


全体が暗い写真を明るくしたり、明るすぎる写真を暗くするには、
露光量を調整するといいでしょう。
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マウスオーバーで画面を確認し(左上一番暗い-右下一番明るい)

クリックして、露光量が調整しましょう。


レベル補正を使って明るくする


エキスパートモード


メニュー > 画質調整 > ライティング > レベル補正 を選択します。
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レベル補正の画面を見てみると、暗すぎる写真は、右端にヒストグラムの山がありません。
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山の付け根まで、白い△を移動させると、明るさが調整できます。
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逆に明るすぎる写真は、左端に山がありませんので、
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山の付け根まで、黒い▲を移動させてみると、明るさが調整できます。
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写真全体じゃなくて、一部だけを明るくしたい時には?


上の2つの方法では、写真全体の明るさが調整されます。
暗い部分だけ調整したい場合は、

メニュー > 画質調整 > ライティング > シャドウ・ハイライト を選択します。
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デフォルトで、シャドウの数値が設定されているので、開いただけで
影の部分が明るくなるのがプレビューできます。
プレビューを見ながらドラッグするか、数値を入力します。
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暗い部分が明るくなっているのが、確認できます。

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ハイライトを暗く」の数値を変更すると、明るい部分の陰影が出てきます。

下の写真は、シャドウとハイライト両方を設定しています。
010
暗い部分を明るくしたり、明るい部分を暗くしたりするのには、
シャドウ・ハイライトがとても便利ですね。


RAWで撮影した場合は、カメラロウの「露光量」でも、明るさが設定できます。

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リンク>> をクリックすると、使い方を確認できます。

Adobe フォトショップエレメンツ13の新機能で、
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上の写真を使った、コラージュ写真(コラ画像)の作り方です。


新機能コンテンツに応じた塗りつぶし>> や、
スポット修復ブラシ>>を使って、事前に画像を加工しておきました。
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NEW! Potomerge Composeの使い方


画面左上の開くから、合成する2枚のファイルを開いたら、

メニュー > 画質調整 > Potomerge > Potomerge Compose をクリック。
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画面下のフォトエリアに表示されている2枚のうち、切り抜きたい方を画面にドラッグします。
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クイック選択ツールで、抽出したい部分を、
選択モード「追加」「削除」を必要に応じて切り替えながら選択していきます。

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編集作業中に、作業をやり直したい時は、Ctrl+Z または

メニュー > 編集 > (直前の作業が表示)の取り消し を、使いましょう。


上手く選択できない部分は、「調整」をクリックして

新機能選択ブラシを調整ツール>>を選んで
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「押し出し」を使います。

選択範囲の内側だとプラスのアイコン・外側だとマイナスのアイコンになります。
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クイック選択ツールが、一気に選択するのと違って、
少しづつ選択範囲に追加してくれるので、細かい操作がとても楽です。

ある程度選択範囲が出来たら、
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詳細な境界線の調整」のプルダウンを開いて、「境界線を調整」を選択します。

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次の画面でも調整できますので、割と適当に
「滑らかに」と「ぼかし」を設定したら、OKをクリック

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photomerege画面下の「次へ」をクリックすると

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移動およびサイズ変更ツール」が選択されています。

バウンディングボックス>>を操作して、

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上手くいったら、緑のマーク(現在の操作を確定)をクリックします。

次に「非表示」ブラシをクリックして、隠れる部分を設定します。
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上手くいかなかったら、操作をやり直すか、「表示」ブラシで再度表示させましょう。

大き目のブラシで、
不透明度100%硬さ40%位が、作業しやすかったです。

不透明度を減らすと半透明になってしまうので、
何度か重ねて使うか、ガラスなどを合成するのに便利かも知れません。


画面左上の ズームツールや中央のズームスライダーで拡大すると、細かい作業がしやすいでしょう。
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*拡大した部分が隠れてしまったら、手のひらツールで、動かします。

上手くいったら、photomerege画面下の「次へ」をクリック
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カラートーンを自動一致」をクリックして、自動で色調を合わせます。
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*自分で操作したい場合は、下のスライダーを動かしてもOK。
失敗したら「初期化」で、元に戻せます。

上手くいったら、photomerege画面下の「完了」をクリック

エキスパートモードで見てみると、切り抜かれたレイヤーが出来ているのが確認できます。
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新機能切り抜き候補で、
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候補の中から選んで、切り抜いたら完成です。

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